腹いせに立ち寄った成城の家系洋菓子店「マルメゾン」
カーテンの向こうに気配を感じます。
ご老人は車椅子を降り、ベッドに上がろうとして上がれず、
難義しておられるようです。
靴のゴム底がキュッキュと鳴っているのが聞こえます。
看護士が介助に駆けつけました。
ご老人はベッドでしかるべき体勢を整えたようです。
いままさに骨髄検査を受けようとしておられます。
てゆうかちょっと待ったーーーーーーーーーーーっ!!!!!
私はいそいでバッグからiPodを取り出し、
耳にイヤホンをねじ込みました。
注射器に麻酔薬を満たすトクトクトクっという音、
金属製の器具がふれ合うカチャカチャっという音、
骨を貫くキュルキュルっという音、
そして、ご老人の叫び声をかき消す
できる限り音域の広い曲を音漏れ必至の大音量でプレイ。
慌てていたので手が震えました。
「もう終わっただろう」と十分に時間が経ってから、
イヤホンを外すと… ご老人がふぇ〜んふぇ〜んと
力なく泣いておられるではないですか。
なんとな、、、かわいそうに…
「さて、お次はシャレさんですか」
医師がカーテンの隙間からこちらをのぞいてます。
こんな恐ろしいことが世の中にあっていいんでしょうか。

おつとめご苦労様でございますm(__)m
返信削除カ、カ、カメラなんて持ち込んでいいんですかっ?!?
腹いせかよ…
返信削除20数年前、骨髄検査した時に看護婦さん(当時)が「手を握っていましょうか?」と言ってくださったのを思い出す。某東京女子医大の窓のない検査室だったなあ。クリーム色とうす緑のペンキで塗られた壁を覚えてるぜ。