2009年7月31日金曜日

若田光一選手が帰還します

宇宙飛行士の若田光一さんが今晩、地球に帰ってくるそうです。
地球の地面を踏んだ瞬間の第一声は、
「重い」
だと思います。
4カ月半、無重力状態で作業していたというわけで、筋力が衰え切っているはずです。
人に抱えられてシャトルを降りた後、自力でスタスタと歩くのは難しいと思います。
が、宇宙飛行士になったくらいですから、基礎体力は十分に高かったでしょう。
ゆっくり歩くことはできるかもしれません。
わたしは4カ月半、ほとんど寝たきりでした。
寝てばっかりというわけではなく、その間に薬を打ったり、
放射線を浴びたり、拒絶反応にやられたりして、
要するに粛々と作業していたわけです。
病室を出てロビーまで初めて歩こうとした時、身体が強烈に重く感じました。
膝がガクブルし、地球の中心に向かって強烈に引き寄せられているカンジです。
機材に囲まれた閉鎖的な空間に長くいたでしょうから、
地球に戻ってまず嬉しいことといったら、土や緑の匂いがしたこと、
鳥や虫の声が聞こえたことだと思います。
それから「あれ食べたい」「これ食べたい」といった、
食欲がムクムクと湧きつつ、自分のベッドでゆっくり眠りたい、
さらには若い女はおらんのか…略
ぜひこちらのサイトをご覧ください。
http://wiredvision.jp/archives/200203/2002032702.html

2009年7月29日水曜日

踏切で立ち往生(シャレならん

郵便局に行って帰って、フヘー。   (><)
この暑さと強風の中で二足歩行するのはたいへんですな〜
昨日の外来で免疫抑制剤(セルセプト)を朝晩1錠ずつに減量。
プログラフはそのまま。ステロイド(プレドニゾロ)もそのまま。
聞くだにしんどい薬ばかりです。
あとは抗生剤各種とタケプロン&ビオフェルミン。
タケプロンってのは結構強い薬なんで、
素人のみなさんは安易に飲まない方がいいと思います。
入院時の写真が出て来たんでフォルダに整理し、一気に紙焼きした。
みなさんにお会いする時の説明用に、アルバムにしておこうと思います。
針とか血とか「ギャース!」な写真が出て来て涙目に。。。
いま募集している情報
●緑黄色野菜の効率的な摂り方あるいは"簡単"レシピ

2009年7月24日金曜日

ホチキスを買いに成城へ遠征

今週の通院で、免疫抑制剤(セルセプト)の量が1錠減ったかと思えば、
肺炎防止薬(バクタ)が1錠追加され、
シーソーをぎっとんばったんさせながら、半年とか1年かけて、
薬の量を減らしていく予定のシャレポワン選手。
2、3日静かにしていたが、結局、
動かないと「ウンコが出ない」という状況に。
人間は1つの消化器官であると信じているわたしは、
何かしら理由を作り、ビオフェルミンを飲んで成城へ。
というわけでホチキス買いに行きました。
バスですぐに出られる最も便利な街が成城学園前。
昔から歩いてる街なんで勝手が分かってよいです。
小川洋子先生の「ミーナの行進」の文庫版が出てました。
http://www.chuko.co.jp/new/2009/06/205158.html
読みたい人は書店の帯付きを買ってください!
「ミーナのマッチ箱」プレゼントの応募に当たった方、
マッチ箱をください。よろしくおながいしま〜す。
そんなこんなでくたくたです。
ウンコー状況の改善をお祈りください。

2009年7月23日木曜日

ハードボイルドな日々

NTTからの催促状を無視し続けてみた→インターネットが使えなくなった
そういうわけで今朝、コンビニに支払いに行って復旧しました。
病院など、半ば公の施設の顧客対応の"流暢さ"に慣れてしまったわたしは、
「催促されるまでは何もしなくていい」
という待ち受け体制を身につけたようです。
そんなことをバリキャリであり有能な母に話したところ、
「催促しないと損することがある」
と、昨年分の医療費レシート一式を持っていってしまいました。
母は処理手数料を目当てにしております。
週末、聖が丘のnojiさんファミリーと会いました。
肉1キロを3人で食べて、ありがとうございました。
半年ぶりの牛肉でした。
翌日、nojiさんに杏林病院まで送ってもらい、血液内科通院。
「肝臓に負担をかける食事は控えるように」
と言われ、粗食生活に戻る。

2009年7月20日月曜日

いろんな資料が出て来た

書類、レシート整理などをやっていたら、
ようやく一昨年の手帳が出て来た。
大晦日、入院する前の1カ月ほど、とてもバタバタしている。
有楽町で取材帰りに「レモンラーメンを食べた。熱ありそう」
札幌に取材して、また入院する2日前に女満別に取材に行ってたとか、
「雪国は寒い。ダルい」
と、わりといろいろ記録していることが分かった。
会社の診療所に2、3回行って、
そこでもらった薬が通勤バッグの中から発掘された。
***
A嬢、K石川君、S藤師、M尾君、昨晩はお見舞いありがとうございました!
造血幹細胞移植と聞いても意味が分からないというので、
どんなものか、写真で紹介していこうと思います。
世界的にみると、骨髄移植より造血幹細胞移植の方がメジャーになりつつあります。

2009年7月17日金曜日

雨の日のどさくさ

関西方面から何か誰かが近づいて来てる…
中学時代からの一番古い親友momo女史である。
団地内にコインパーキングがあればすごく儲かるはずなんだが…
連日、いろんな方がお見舞いに来てくれます。
ありがとうございます。何もおかまいできずにすみません。
アポなしでお越しの方にはとくに何もできずにすみません。
ここに書くと、3日以内に願いが聞き入れられるという不思議を発見しましたので、
下記に書いておきます。
<いまもらって嬉しいものは>
○紅茶、緑茶、ほうじ茶など高級茶葉系、果物ならなんでも →男子
○敏感肌用ボディソープ・ジェルほかオーガニック保湿スキンケア商品 →女子
<いま必要ないものは>
○甘いもの

2009年7月16日木曜日

管とか穴について

顎口腔科はいかにも「アゴ」っぽいドクターが一人しかいない。
大工みたいな診療科で繊細さゼロ。のこぎりみたいな音がしてますよ。
おいしいものを見てなかったんで、そりゃ唾液でないよなと。
歯は小学生・中学時代に歯列矯正済みで人より4本少ないし(顎が小さい)、
親知らずも抜歯済みで、虫歯もなかったんであまり弱ってませんでした。
弱ってるのは歯茎で、大根汁の味がするマウスウォッシュをするよう言われた。
30過ぎたら、歯よりも歯茎のケアが大事です。
眼科はご老人ばかり。
視力検診→ドライアイ検診→診察
とシステマチックにできているので待ち時間がなく良いのですが、
いかにも羽振りが良さそうな科で血液内科とは大違いです。
幸い涙腺はゆるいようでドライアイにはなってませんでした。
陽にあたらないのが瞳には一番です。
日中外来の際は、亀田サングラス必携です。
目は大事。
耳鼻咽喉科も右がウィークポイントだったし。
全体的に右側が弱ってます。
右サイドから近づいてくる車の音とか聞こえにくいので危ないです。
使ってない穴は詰まりやすくなるとか。
1年半ほど使ってなかったピアスの穴はどうかと調べると、
□穴はあいていた
□穴はふさがっていた
□右だけふさがっていた
どれが正解でしょうか。
本日のウンコー状況:3回 
出過ぎだろって。消化管が心配です。
父にウォシュレット付けてもらってよかったです。

2009年7月14日火曜日

色紙をいただきました

無菌室のある中央病棟のナースやドクターのみなさんに、
退院記念色紙をいただきました。ありがとうございます。
移植専門の先生に見せたら爆笑していました。
先生、笑うと優しそうに見えるんだけどなぁ〜
今日は耳鼻科、顎口腔科外来。
明日は眼科検診外来。
全体的に乾き気味です。
移植後検診が始まりました。
薬は高いということが分かりました。
免疫抑制剤1錠1000円っていったい。
今日は造血幹細胞をくれた弟くんの誕生日でありました。
連絡したけど返事がなかったので元気なんだと思います。
フランス革命記念日です。

2009年7月13日月曜日

退院しました

おかげさまで無事に退院しました。
ありがとうございます。
通院にシフトいたしまして養生いたします。
さっそく明日から通院です。
<現在のシャレポワンの状況>
体力:造血幹細胞移植からおよそ4カ月、つまり生後4カ月の赤ちゃん程度
食べて横になるのが仕事になってます
気力:なし
MP:50 
食欲:ちょっとあり
免疫抗体:ない
モチベーション:スイカ、桃、洗濯
懸案事項:料理、書類整理
皮膚と瞳が弱くなってるので陽にあたれません。
夕方以降、活動していることが多いです。
備忘録:
M尾君、夕方でも夜でも酒屋の前でお会いしましょう。
サンディが8時で閉まるのでその前でも。
18日調布花火大会はうちの5階から見えます。
22日日食です。お昼前。子供ちゃんに見るように言ってください。
備忘録:
T田さん、S安先生、お忙しいのにお見舞いありがとうございました。
フィット快適でした。メロン冷やしていただきます。
備忘録:
minoriさん、バウムありがとうございました。
オッケイさんとか、もうちょっと待っててください。
いま詰まってます。
備忘録:
noji さん、近く。レスキューおねがいします。
薬のせいでグレープフルーツが食べられなくなったので
件のゼリーはダメです。

2009年7月3日金曜日

ネットにつなげない

のでgmailの確認ができません。
ご心配おかけしてます。
エレベーターのボタンが硬くておせない、Macのキーが硬い、
転ぶのが怖い、気持ち悪い、歩くとゼーゼーするなど、
ここに着て最も大変な感じです。
地下の廊下を手すり伝いに歩いているとご老人に追い抜かされ、
どんだけ元気なんだろうと思います。
毎日が加齢との闘いだったのかと。
杏林病院第2病棟の血液内科(白血病、悪性リンパ腫、膠原病、リウマチ)
の6人部屋です。おばちゃんたちに囲まれ「あなたどこから来たの」と、
言うので5階の「無菌室で骨髄移植してきました」と言うと
「あららー」という顔をされます。
下痢や肺炎を起こすサイトメガロウイルスが陽性なので、
月曜日と木曜日の午前中から午後にかけて点滴しております。
ほかの曜日は歩いたり食べたり地下歩いておりますので、
ダブルブッキングの場合もありますが、ご自由に面会お越し下さい。
携帯かPHSにご連絡いただければ幸いです。
gmail は使えません。
必要なものはすべてありますので手ぶらでお願いします。
M山様、M井様、K嬢、A嬢などお会いできました。
M尾君はすり鉢公園!
取り急ぎ。

自己紹介

自分の写真
2007年12月31日、ドラマみたいに白血病で突然入院。かーなりハードな化学療法(JALSG ALL 202-O)を1年かけてやり過ごし、2009年3月に末梢血幹細胞移植を受け、2010年11月に臍帯血移植を受け6カ月以上寝たきり状態に。退院したと思ったら、半年ばかり入院、そしてまた半年ばかり入院して、2013年を病院で迎えてしまって、いっぱいいっぱいな日々をひっそり過ごしている人がひっそり書いている雑記。