2012年5月10日木曜日

デカルトカレー

レシピ帳には「乙カレー」「オカルトカレー」などもある


1、カレー食べたい
2、祖母は肉を噛み切れない、母は肉が好き、シャレさんはパサついた肉が嫌い
3、3人の要望を満たすカレーのイデアをイメージする
4、「キーマ風そぼろカレー」を作ることにした
5、ニンニクを擦り下ろしてテンションを上げる
6、タマネギをみじん切りにする
7、疲れて野菜を切るのに飽きてきた。イデア崩壊
8、ジャガイモと人参はざく切りにした
9、豚と鶏の合い挽き肉をジャーッと熱して下味をつける
10、      クミンシードをふる
11、     「あ、やべー、タマネギ先に炒めるんだった」と後悔する
12、      アリストテレスの「形相と質料」を思い出す
13、      外観は中身の現れである
14、      見た目おいしそうだからOKじゃない? と3秒で立ち直る
15、      見た目ユルいウ○コにも似ているという矛盾に気づく…
16、      クミン入れてよかったのか?と懐疑的になる
17、      デカルトの「方法序説」を読み直していっそう懐疑的になる
18、      コペルニクス的転回を狙いたいところだ
19、      ドライトマトのみじん切りを入れてみた
20、      ぐつぐつ煮たカンジとても良い
21、      ジャワとこくまろの余ってたカレールーを投入
22、      できあがり

ドライトマトによって甘みとコクが引き出されたようで、とてもおいしいカレーができました。パウンドケーキと同じであまり手をかけずに(下味をしっかりつける、脂身を灰汁と一緒にとってしまわない、煮すぎない、おたまでグルグルかき混ぜ過ぎない)ちゃっちゃと仕上げるのがいいみたいです。めでたしめでたし(^_^)/

3 件のコメント:

  1. 私のカレーの作り方(4人前)

    ・サラダオイルをフライパンで温めてグローブ2~3個、八角をやはり2~3カケ、月桂樹の葉(乾燥)1枚を香りが出るまで炒める。オイルの温度を上げ過ぎないこと
    ・シナモンパウダーを少し投入
    ・粗挽きの唐辛子を大さじ一杯投入。甘い香りと辛みをオイルに移す
    ・ターメリック、コリアンダー、グリーンカルダモン、クミン。それぞれパウダーを小さじ1杯ずつ投入。だいたいオイルが不足してくるので、オイル追加し、少し炒める
    ・ニンジン1本を細かく切るまたは、フードプロセッサーで細かくする、もしくはおろし金で下ろしておいたものを投入。オイルに移した香りをニンジンに吸わせると同時にニンジンのあまみを引き出す
    ・チキンのもも肉を比較的小さく切り分けておく
    ・別のフライパンにオイルを入れて生姜とニンニクを入れ、焦がさないように炒める。香りが移ったら鶏肉を入れ、黒胡椒を挽いたものを小さじ半分程度入れてさらに炒める。鶏肉全体の色が変わったところで、スパイスを炒めている鍋に炒めた鶏肉を投入。ターメリックを大さじ一杯入れて炒める。
    ・全体をなじませながら、別に沸かしておいたお湯を少しずつ加える。水はだめ。沸かしたお湯。ひたひた+アルファくらい。グツグツさせる
    ・小さじ一杯の砂糖を加えて、1分ほど煮る。
    ・煮詰まらないようお湯を差しつつ、強火で煮ながら鰹出し入りの麺つゆを味見しながら加える。この段階で辛さが不足していたら、細かく挽いた唐辛子をテキトーに投入。
    ・レモン汁もしくはグレープフルーツジュースを適当に投入。あればヨーグルト、もしくは牛乳を適当に投入しコクを追加
    ・味見しながら、必要なら塩またはさらに麺つゆを投入。

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  2. そういや、カレーのコクが足りない原因はほとんどが「ルーが足りない」からだとどこかの記事で読んだ気がします。具(野菜や肉)の水分を計算せずに作るので、大抵は水分過多になっているのだとか……
    うちのおかんは60余年生きて、「カレーはレシピ通りに作るのが一番旨い」と悟ったそうです。なのでうちのお袋の味はジャワカレーです(笑)

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  3. >canoeさん
    魔法使いの鍋みたいですね…
    どんな味なのか、、、想像つかないです。
    全快したらこのくらい気合い入れて作ってみたいです(^_^);

    >ちたんさん
    どもー。ジャワカレーは正直、おいしいと思います。
    おかん間違いない!

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自己紹介

自分の写真
2007年12月31日、ドラマみたいに白血病で突然入院。かーなりハードな化学療法(JALSG ALL 202-O)を1年かけてやり過ごし、2009年3月に末梢血幹細胞移植を受け、2010年11月に臍帯血移植を受け6カ月以上寝たきり状態に。退院したと思ったら、半年ばかり入院、そしてまた半年ばかり入院して、2013年を病院で迎えてしまって、いっぱいいっぱいな日々をひっそり過ごしている人がひっそり書いている雑記。