2010年6月7日月曜日

ある休日

花柄のマタニティードレスを身にまとった美女がやってきました。
悪友のウッチーさん(旧姓O嬢)です。
小首をかしげる姿は、ボッティチェリのヴィーナスのようです。
作品のクレジットとコーテシー確認しておいてくれる?
ウッチーは名うてのギャラリストで、
Sex and the Cityの世界から飛び出してきたみたいな業界人です。
休日だというのに、携帯から部下に指示を出し続けています。
お腹がピクピクするってゆうか
身重のウッチーと療養中のシャレはパワーランチで栄養補給。
ウッチーが仕事と主婦業の両立について悩んでおられる様子だったので、
すっきりさせてあげようと、
モジャモジャ星人が何か仕込んでいます
巫女能力を駆使し、
ウッチーさんの今後を占ってあげることにしました。
必要なものは「棒切れ数本」「ボールペン」「虹色の脳細胞」。
あんた入院中こんなことばっかやってたの?
病院の地下にスターバックスがあり、
そこにマドラー用途の棒切れがふんだんにございましたので、
こうした作業には慣れております…。
「双子誕生」「沖縄永住」などちょっぴり不穏な選択肢が
シャレのいた無菌室は、
看護士の間では「占いの館」と呼ばれていたとか。
もとい、お医者さまの間では「懺悔室」と呼ばれていたようですが…。
くぅ〜っ!
占い結果に一瞬、焦りを感じたらしいウッチーさん。
母性の威厳を見せつけようと、
何かを描き始めました。
サラサラさらっ
題材は「幼子」。
美学美術史学出身の美術部仲間だけあって、
ペンタッチが軽快です。と言いたいところだが、
題名「ちっさいおっさん」 (C)ウッチー
題名「怪獣」 (C)シャレポワン

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自己紹介

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2007年12月31日、ドラマみたいに白血病で突然入院。かーなりハードな化学療法(JALSG ALL 202-O)を1年かけてやり過ごし、2009年3月に末梢血幹細胞移植を受け、2010年11月に臍帯血移植を受け6カ月以上寝たきり状態に。退院したと思ったら、半年ばかり入院、そしてまた半年ばかり入院して、2013年を病院で迎えてしまって、いっぱいいっぱいな日々をひっそり過ごしている人がひっそり書いている雑記。