ヴェルナー・ヘルツォーク「バッド・ルーテナント」
ヤク中の荒くれ刑事(ニコラス・ケイジ)が、
ヤク欲しさにヤク密売人を次々と逮捕し、
逮捕のついでに彼らが所持しているヤクをちょっとずつパクり、
業務中にパクったヤクでラリって好き勝手しているが、
パクった分を埋め合わせるために、嘘に嘘を重ね、
どんどんたいへんなことになっていくが、
最後はだいじょうぶになる(?)というとんでもない内容の映画。
刑事はひどい腰痛を患っている。
腰痛をこらえながら泥沼にハマって行くニコラス・ケイジの演技は見物だ。
「はやくコカイン吸えよっ!って思ったよ。
あの痛みはヤクで消すしかないと思うし」と言ったら、
この映画がおもしろくて2度も観たというツチノコ選手が、
「モルヒネでラリったことのあるヤツの着眼点は違うよな」と感心していた。
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