2010年11月3日水曜日

バッドすぎる

ヴェルナー・ヘルツォーク「バッド・ルーテナント」

ヤク中の荒くれ刑事(ニコラス・ケイジ)が、
ヤク欲しさにヤク密売人を次々と逮捕し、
逮捕のついでに彼らが所持しているヤクをちょっとずつパクり、
業務中にパクったヤクでラリって好き勝手しているが、
パクった分を埋め合わせるために、嘘に嘘を重ね、
どんどんたいへんなことになっていくが、
最後はだいじょうぶになる(?)というとんでもない内容の映画。

刑事はひどい腰痛を患っている。
腰痛をこらえながら泥沼にハマって行くニコラス・ケイジの演技は見物だ。
「はやくコカイン吸えよっ!って思ったよ。
あの痛みはヤクで消すしかないと思うし」と言ったら、
この映画がおもしろくて2度も観たというツチノコ選手が、
「モルヒネでラリったことのあるヤツの着眼点は違うよな」と感心していた。

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2007年12月31日、ドラマみたいに白血病で突然入院。かーなりハードな化学療法(JALSG ALL 202-O)を1年かけてやり過ごし、2009年3月に末梢血幹細胞移植を受け、2010年11月に臍帯血移植を受け6カ月以上寝たきり状態に。退院したと思ったら、半年ばかり入院、そしてまた半年ばかり入院して、2013年を病院で迎えてしまって、いっぱいいっぱいな日々をひっそり過ごしている人がひっそり書いている雑記。