2010年12月2日木曜日

あ、うんうん、わかるその気持ち(^_-)-☆



阿吽の呼吸で待ち構えている技師たち


無菌室の患者は、
常に気持ち悪いとか、常に高熱で上の空だとか、
そういう風に思われているとしたら、
それは安直な白血病ドラマの影響だろうと思う。
確かに心身ともに辛い時期の方が多いかもしれないけど、
ぴんぴんしている時期というのもあるにはある。
無菌室の内情が世間に知られていないだけに、
分かりやすいイメージ(辛い時の方)だけが、
知られてしまっているように思える。


例えば、ぴんぴんしている時、上図のように、


阿形技師「はるばる無菌室からおいでいただいたのに、
お待たせしてはあかんだろう!」

吽形技師「立っているだけでも辛かろう…
この患者さっさと検査して病室へ返してやらんと!」


と言いたげな様子で、
シャレさんが待合座席に腰掛けようとする間もなく、
検査室へぶち込もうとする技師たちを見ると、
医療従事者の間でさえ無菌室患者といえば、
「常に具合が最悪だから腫れ物扱いで」
がデフォルトなんじゃないかと思う。

でもシャレさんは、心配してくれる人がいるなら、
心配してくれるだけ心配してもらった方がいいと思うんです。
同じ病気でツラい思いをしている人の、
ツラい時の気持ちがよくわかるから。
腫れ物扱いを甘んじて受け入れるようにしています。



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2007年12月31日、ドラマみたいに白血病で突然入院。かーなりハードな化学療法(JALSG ALL 202-O)を1年かけてやり過ごし、2009年3月に末梢血幹細胞移植を受け、2010年11月に臍帯血移植を受け6カ月以上寝たきり状態に。退院したと思ったら、半年ばかり入院、そしてまた半年ばかり入院して、2013年を病院で迎えてしまって、いっぱいいっぱいな日々をひっそり過ごしている人がひっそり書いている雑記。