2010年12月3日金曜日

卓球セレブ



さて、NASAの発表が、



「ついに、つちのこを発見した!」



という期待通りの内容ではございませんでしたので、
NASAにかわりまして、
つちのこの生態についてお伝えしたいと思います。


***


SyarApple®のテーブルテニスマーケティングユニット
チーフテクニカルアドバイザー(CTA)つちのこ氏に休みはない。
全国各地で開催される卓球の大会に脚を運び、
トッププレーヤーたちの試合をカメラに収め、
深夜、宿泊先のホテルで記事を書くのだと言う。
つい先日は東北地方のとある町に出張だったそうだ。


「2両編成の最終電車でさぁ。暗くて寒くて…。
降車駅でドアのボタン押したんだけど開かねぇし。
そしたら親切なご婦人がやってきて、
『あっちの車両に行かないとドア開かないのよ!』
って教えてくれて…。東北まじパねぇ…」


無事に降車したものの、
ホテルの行き先を確認しようとしたら、
iPhoneのバッテリーが切れそうで、
あやうく野宿になるところだったとか。
いわゆる一つのLBTAC
(ローカルビジネストリップでありがちなクライシス)
を味わったらしい。

実際のところ、つちのこ氏にとって、
この程度のLBTACは危機でも何でもなく、
編集者に特有のサービス精神のあらわれとでも言おうか、
単なる“ネタ”の1つでしかない。

東北出張の翌日、移動の合間に
iSyarepong®の資材を届けてくれた。
その時、つちのこ氏の様子はこんなカンジだった。




1、フルオーガニックシャンプー「AVEDA」で洗ってるとかいう髪 
  ロハス度☆☆☆☆ 
2、軽くて暖かそうなカシミア入り赤マフラー
  猪木度☆☆☆☆ 
3、クタッとしたA.P.C.のジャケット
  スノッブ度☆☆☆☆☆ 
4、襟元や袖口が無駄にデコラティブな柄シャツ
  メンノン度☆☆ 
5、ミラクルガジェットiPhone(ただし3)
  ヤンエグ度☆☆☆
6、LAセレブ御用達ヤヌークのデニム
  ゲイフレンドリー度☆☆☆☆
7、出張用ガラガラ
  ドレスダウン度☆☆☆☆☆
8、NIKON D300S
  弁当箱度☆☆☆☆


要するに、どこからどう見ても、
「ただのおシャレ編集者じゃねーかっ!」
といういけすかない雰囲気を漂わせていた。

誰もが知るトッププレーヤーにインタビューしたり、
卓球界じゃ神様と言われるような有名選手とつるんだり、
時には練習台になったり(!)、
看板コラムを書いたりしてるらしいから、
そりゃあ自然と、格好が洗練されちゃうんでしょうなぁ…


「◯◯選手はインタビューできちんと間をとるし、
自分の言葉で語るし、聡明な選手だとボクは思うよ。
あ、守秘義務があってこれ以上は話せないんだ。
ごめんね。笑」


と、VIPインタビューなどごく平凡な
日常業務の1つに過ぎないけど何か?
みたいな涼しい態度を見せつけられるたびに、
シャレさんはなんていうんですか、こう… 


つちのこ…








みたいな気分になるわけです。
シャレさんのような卓球庶民に
羨ましがられていることなどつゆ知らず、
卓球ジャーナリズム界のセレブリティつちのこ氏は、
夜食に墨繪のパンをかじりながら、
サラサラと原稿を書きあげ、
ロンドン五輪で活躍するであろう
有望選手がたくさん出場する、
「世界ジュニア卓球選手権大会」を取材しに、
スロバキアへと旅だってゆかれました…
ボンボヤージュ!



0 件のコメント:

コメントを投稿

ブログ アーカイブ

自己紹介

自分の写真
2007年12月31日、ドラマみたいに白血病で突然入院。かーなりハードな化学療法(JALSG ALL 202-O)を1年かけてやり過ごし、2009年3月に末梢血幹細胞移植を受け、2010年11月に臍帯血移植を受け6カ月以上寝たきり状態に。退院したと思ったら、半年ばかり入院、そしてまた半年ばかり入院して、2013年を病院で迎えてしまって、いっぱいいっぱいな日々をひっそり過ごしている人がひっそり書いている雑記。