3日連続通院で疲れ切り、つっぷしておりましたシャレ選手です。
めもいです…
骨髄穿刺(マルク)をやってまいりました。
千枚通しくらいの太さの針を腰の骨の中までブスッと射し、
「ハイっ! いっち! にっ! さんっ!」
という先生のかけ声に続いて…
ぎゃーーーーーっす!
*骨髄を --ジュルっ-- と注射器で吸引する際に発せられる奇声
と叫んでまいりました。
「ー」の多さは大げさではありません。
「ぎゃーーーーーす!」に要する時間は、3〜4秒と長いのです。
針を刺したまま、骨髄を2回吸引するので、
ぎゃーーーーーすの合計タイムは6〜8秒となります。
ジワジワ痛くなるのならまだ耐えられるのかもしれませんが、
吸引時、いきなりシャレならん度マックス5つ星の激痛が走り、
その痛さがマックスレベルのまま、一定時間持続します。
プロセスは下記の通りです。
バミる
↓
消毒
↓
躊躇なく麻酔針を刺す
↓
皮膚を通過
↓
脂肪を通過
↓
筋肉を通過
↓
骨膜に達した模様です
↓
針抜いて圧迫
↓
精神統一
↓
麻酔針を刺した場所に穿刺針を刺す
↓
略
↓
骨を通過したっぽい感覚(グゴッという感覚がある)
↓
骨髄に到達したみたい
↓
吸引1回目
↓
吸引2回目
↓
絵本「おおきなかぶ」のかぶを引っこ抜くシーンのように穿刺針を抜く
↓
圧迫止血
↓
消毒
↓
安静
吸い取った骨髄は生検用標本となり、
精度の高い検査にまわされます。
「何年生じゃぁゴルァ! しかと見届けいぃ!!!」
針が刺さっている間は身動きとれません。
見学にきた医学部生の恐怖心をあおり、悪態をつくことくらいしか、
シャレにできることは残されていません。
おとといでしたか「世界手洗いの日」だったようです。
つべこべ言わずに手洗いうがいいたしましょう!
写真:ピカピカしたものやフワフワしたものが並ぶ作業机。不機嫌な患者に配慮してか、異様に太くて尖った針はまだ姿を現していない
私もあの経験は、たった一回だったが忘れようがないのである。窓の無い検査室、薄い緑色の壁を見ながら横たわっていた感触も…。
返信削除あまりに不安そうな私の表情に、かわいそうにと思ったのか、看護士さんが手を握っていてくれたっけ。
あの可愛い看護士さん、今はどうしているだろう…
おつとめご苦労さん。医学生まで鍛えてるとはさすがシャレ嬢。
返信削除わしがやったときは、全身オイルマッサージ用かぁ!!??ってな厚めビニルシートみたいなのの上にのっけられたよ。激痛によって絞り出される自分の脂汗でぬるぬる。。。
一生に一度くらい、マルクをやっておく価値はあると思います(何のために!
返信削除わたしが研修医だったら、自らマルクを体験しておきますね。
じゃなきゃ、患者の気持ちもわからんでしょう。
というか、あの痛さが分かってしまったら、
刺せなくなるのかも (>_<)