上写真は古代フェニキア時代の墓石から発掘された刺繍入りのコースターである。
同位体による時代測定によれば紀元前1300年ごろのもの。
縦100ミリ、横100ミリ、厚さ1ミリ。
綾織り生地は淡いブルーがだ、当初は紫だったと思われる。
山吹色の刺繍糸で刺された模様は「のぼり鯛」という縁起の良い図柄。
鯛を囲む枠は、モザイクによる抽象画で知られるビザンチン様式の萌芽とも受け取れ、
このコースターが歴史的価値を持った貴重な織物であることに異論はない。
SANYOの洗濯機で2度洗ったが、糸がほつれることもなく、
ボールペンの下書き線が消えることもなかった。
このコースターはランチョンマットとともに、
会社のミルフィーユ先輩からいただいたものである。
ありがとうございます。とても役立っています。
0 件のコメント:
コメントを投稿